ワクチンって
2021.10.22(院長のぼやき)
今期のインフルエンザのワクチン接種がスタートしました。
新型コロナワクチンと並行している状態ですが、新しいスタイルを確立しながらスタッフ一同がんばっているところです。
普段や診察中などに「ワクチンって打った方がいいのか?」という単刀直入な質問によく出会います。
ワクチンとは何するもの?
効果はどんなもの?
注射が苦手・・・
副反応は心配・・・
皆さん悩まれるのはよくわかるのですが、医者の立場としてもなかなかスッとお答えしづらいのが本音です。
たくさんの情報が巷にはあふれているので、その情報を基にご自分で決断していただきたいのですが・・・
あえて一言で言うなら、「保険のようなものです」とお答えしています。
車の保険でも、保険を掛けたからといって事故に会わないとは限りません。ただ、事故に会ったときに助けになるのが保険です。
ワクチンも打ったからといって、その病気にかからないとは言い切れません。ただ、軽く済んだり、重症化しない確率を上げるために皆さん打ちます。副反応も確率的には高くないものですが、出ないとは限りません。
集団における新型コロナワクチンの効果はデータ上は明らかに有効であることが示され始めています。ただ、個人の都合もないがしろにされるものでもありません。
できるだけ自分で決断する気持ちを持っていただきたいと願っています。